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2011年11月10日木曜日

街の声

落語の枕ではよく物売りの声の話が出てきます。
 先々の 時計になれや 出商人(であきんど)
僕の子供の頃にはまだ金魚売りや豆腐屋が声やラッパで知らせながら売り歩いてましたが、いつの頃からか焼き芋屋もテープ鳴らして来るようになりました。そして寒い季節になると灯油の移動販売のトラックが来るんですが、二十年近く前に蕨に越してきた時、真っ先に耳に付いたのが三裕という会社のテーマソングでした。
朗々としたトランペットのソロで始まるその曲は実に印象的で、三番までありとても素人の作とは思えませんでした。以来町内では冬の風物詩として子供なら誰でも歌える、県民ショーじゃないけど地域限定なポピュラーソングなんです。
今年もそろそろストーブ出そうかという気候になり、ふと気づいて検索かけたらあったんです!1970年代に横浜の戸塚で流れていた池田興産という会社のCMソングで、元歌は「おさるのかごや」や「里の秋」も作った大御所島田展也さんの「明るい街」という歌だったんですねぇ。(現代風景研究会2004年より)



三裕の歌では「灯油~は三裕~ま~ちから街へ~ムード」って感じに微妙に変えてありますがまさにこの歌!
長年の疑問が氷解しましたが、ネット検索ってすげ~よな。

今日のギセンです

 病室の 窓におきたる白百合の ひるをひそかに 花粉をこぼす

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